魚はそんなに体に良いのか

 

魚が食べられないと言えば、少なからず非難めいた目で見られることもあるのではないでしょうか。食べられないものは食べられないのだから構わないでくれというところかもしれませんが、確かに全く魚を食べないというのであれば、栄養バランスについては少し心配になってしまう気持ちも分かります。

 

世の中には魚どころか生き物は食べないという主義の方もいるくらいですから、魚が食べられないくらい問題ないかもしれません。ベジタリアンに比べれば、お肉を食べられるだけ、栄養価については問題ないように思えます。しかし、人間にとって重要な栄養分である脂質に着目した場合、魚は食べられないけれどお肉は食べられるということは、やはり少し問題があると言わざるを得ません。

 

体内で働く脂質についての知識から、あなたの魚嫌いを非難するような人は少ないでしょう。具体的にどうして魚が体に良いのかは知らない人がほとんどであるはずです。

 

よって少なくとも、「こんなに体に良いものを食べないなんて…」というような非難は、フィッシュオイルサプリメントがあれば回避できます。むしろちょっと魚が好き程度の人よりも、このサプリメントを摂取している方の方が栄養という点で言えば優秀に違いありません。

 

もちろん、魚介類から得られる栄養の全てをフィッシュオイルで補える訳ではありません。しかし、今まで特に問題がなかったのならば、魚介類から得られるミネラルやビタミン等は他のもので補えていたということです。

 

その点、コレステロール値などの脂質バランスを調整するオメガ3脂肪酸、特に青魚に多く含まれると言われるDHA/EPAはフィッシュオイルと呼ばれるくらいですから、魚から摂取するのが最も効率的です。

 

コレステロール値を調整する、つまりいわゆるドロドロ血液をさらさらにする効果は、年齢を重ねるにつれてどんどん切実に必要になってくるはず。魚嫌いの弊害が表れるとしたら、中年以降の血液検査で問題が出てくる頃からでしょう。だからこそ、魚嫌いな方にはフィッシュオイルが必要なのです。

 

オメガ3

 

フィッシュオイル(オメガ3脂肪酸)の必要性

 

今まで魚嫌いで、もっぱらたんぱく質はお肉を中心に摂取していたというのならば、脂肪のバランスは既に崩れている可能性があります。ただでさえ、普通に魚も食べるという人でさえ、脂質のバランスは崩れ、血液はドロドロ状態、血管はボロボロということも多いのです。

 

その状態を劇的に改善するのが、DHAやEPAのようなフィッシュオイルなのです。

 

人の体で働く脂質には主に4種類あります。

脂肪酸、中性脂肪、(善玉、悪玉)コレステロール、リン脂質。

 

本来はこれらがバランスよく存在することで、私たちの体は健康に維持されているのですが、何らかの理由でどれかが足りなくなったり、多すぎたりすると悪影響が生まれます。

 

特に敵視されるのは、悪玉コレステロールと中性脂肪でしょうか。それぞれ適量であれば必要な脂質なのですが、多くなりすぎると前述したように血液はドロドロ、血管はボロボロという状態になってしまう。

 

脂肪酸にも飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸などの区別があり、不飽和脂肪酸の中にはさらにオメガ3、オメガ6、オメガ9脂肪酸というようにまたいくつかの種類に分かれます。

 

オメガ6脂肪酸に分類されるリノール酸は肉や卵、植物等に含まれており、現代人の食事では不足することはないどころか摂取過多になりつつあります。

 

なにせ、肉や卵は食べる機会が多い上、それを調理するサラダ油もなどオメガ6脂肪酸なのです。

 

それに比べ、オメガ3脂肪酸は青魚や亜麻仁油など、意識して摂らなければならない分、不足してしまう方がとても多い。

 

だからこそ、私たちはオメガ6脂肪酸を減らす努力とオメガ3脂肪酸を摂る努力をしなければ、たちまちにしてバランスが崩れてしまうのです。フィッシュオイルサプリメントは、簡単にこのオメガ3脂肪酸を摂れるものです。オメガ6脂肪酸を減らす努力も必要ですが、まずはバランスを調節することが先決です。

 

次項ではオメガ6脂肪酸が過多になり、オメガ3脂肪酸が足りないとどうなるかについてお話します。

 

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